こんにちは!
みなさん、いかがおすごしでしょうか。
今回は、キャッチコピーのお話をしたいと思います。
キャッチコピーを考えるには、発想力、創造力を鍛えることが大事です。ちょっとした隙間時間を活用してスキルを高めたい人におすすめなのが、クラウドソーシングや公募サイトでのキャッチコピー募集の活用です。
自分で会社に売り込みをするのはなかなか至難の業ですが、募集されているところに応募するだけなら、気軽にチャレンジできますよね。
はじめに
いわゆるライター業務としてクライアントから依頼を受ける場合のキャッチコピーの考え方とコンペや公募に応募する際の考え方では、勝手が違うところもいくつかあります。今回は、一般公募されているキャッチコピーに応募するうえでのコツや注意点をお伝えします。
キャッチコピーについて応募するときに考えておくとよいこと!
応募するキャッチコピーを考える前に相手を知る
仕事でクライアントから依頼を受ける場合、相手とやりとりを交わすことができます。気になることや分からないことを質問できますし、アイデアを出しながら意見を擦り合わせていくことも可能です。
しかし、キャッチコピー応募の場合、もらえる情報は基本的に一方通行です。与えられる情報は募集内容に書かれている狭い範囲に限定され、クライアントと密な情報交換をすることもできないのがほとんどでしょう。
つまり、こちらの方でクライアントの考えを汲み、相手にとって理想的なキャッチコピーがいかなるものかを推定しなければならないわけです。
そのために重要なのが、相手を知ることです。公募情報に書かれていることだけでなく、クライアントやその商品、サービス、コンペの場合は審査員についても、徹底的に調べる必要があります。
今はどこの企業もホームページを持っていますから、それを確認するのが1番の早道でしょう。
企業コンセプトや経営理念、商品情報やPRしている点などを確認し、その企業が大事にしていること、売りにしていることを考慮に入れたうえでキャッチコピーを検討しましょう。
キャッチコピー応募は数を打て!
数を打て、とは書きましたが、もちろん、下手な鉄砲を数打てば良いというわけではありません。とはいえ、たくさんの応募をすればそれだけ当選の可能性が大きくなるのも事実です。
クライアントの希望を満たすよう、しっかりと練ったうえで完成させたキャッチコピーを、できるだけ多く応募することが大切です。
ですが、似たようなキャッチコピーをひたすら応募しても、当選確率はあまり上がりません。たとえば、「だれでも痩せるダイエットサプリ!」「痩せたいならこのサプリが良い!」「激痩せ必須の最強サプリ!」。
この3つを比べてみましょう。言葉は違いますが、どれも「痩せられる」ということをひたすら訴えているという点では大差ありませんね。
これでは、たくさん応募する意味がほとんどありません。
サプリで言うのであれば、「痩せる」と言う効果だけでなく、優れた成分、競合商品との違い、口コミ評価など、他にもいろいろPRできる点はあるはずです。
また、同じ「痩せる」点を訴えるにしても、「こんなに痩せられるなんて!」といったセリフ形式、「いっきに痩せたいと思いませんか?」といった呼びかけ形式、「80%の人がマイナス5kg達成!」といった実例形式など、さまざまなコピーの形が考えられるでしょう。
同じ商品に対して異なるアプローチからの提案を数多く行うのが、当選率を上げるためには効果的です。
キャッチコピー応募では説明欄を侮るな
さて、検討を重ねてキャッチコピーができあがったら、いよいよ応募に進みます。最後のチェックポイントは、この段階にあります。
キャッチコピーは、基本的に短いものです。その中に商品の魅力を押し込めるわけですが、キャッチコピーだけを見てもコピーを作った人の考えは分かりません。
だからこそ応募の際に設けられているのが、説明欄です。いかにしてコピーを考えたのか、このコピーを使うことでどんなメリットがあるのか。その思いの丈を、ここで精一杯伝えなければなりません。
ですが、ただ長々と書き連ねているだけでは、クライアント側だって読む気が失せてしまいます。
言うならば、就活の時のエントリーシートのようなものですね。
説明は説明だと侮るのではなく、続きが読みたくなるような文章で記述するように心がけましょう。
もちろんこの説明にも、コピーライティングの技術を存分に活かすことができます。
初めにキャッチコピーを考えるところから、最後に説明を加えて応募するところまで、もてるスキルをもれなく発揮して、当選を狙いましょう!
おわりに
いかがだったでしょうか。
たしかに、コンペや公募では賞金も高くはないですし、ハードルが低い分ライバルもかなりの数になります。
キャッチコピー応募だけで稼ごうと言うのは、夢のまた夢と言わざるを得ません。
しかし、コピーライティングを職にすることを見据えたスキルアップのためには、かなり有効な手立てとなるでしょう。
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