こんにちは!
みなさん、いかがおすごしでしょうか。
転売において、より多くの利益を求めるためには利益率に注目して商いを行うことが重要です。利益率の重要性を知れば、これまでよりももっと高い意識をもって転売に取り組むことができるようになるでしょう。
はじめに
ここでは、すでに転売をしているが、なかなか利益が上がらない人やこれから転売を始めてみたいと考えている人に向けて、転売における利益率について解説します。
併せて、回転率についても解説しますから参考にしてみてください。
利ざや、利益を考えて対処してみよう!
利ざや、利益を考えるとはどういった事か?
1.利益率とは
一般的に利益率とは、売上高に対してどれだけの利益が出ているかを表す比率のことをいいます。利益率が高いと、それだけ多くの利益を得ることができます。
もちろん、利益の金額は資本、売上高、経費など転売の規模によって異なりますが、転売においてどれだけの儲けがあるかについては単純な売上高や利益となった金額を見るだけでなく、利益率を求めることが重要な要素になってきます。
2.転売における利益率の求め方
利益率は、(利益÷売上×100%)の計算式で表せます。
たとえば、仕入れた価格が5,000円の洋服を1万円で販売できたとしましょう。このときに、販売手数料や送料を込みで2,000円がかかったとして計算すると、利益は(10,000円-5,000円-2,000)=3,000円となり、利益は3,000円です。
このために利益率は、(3,000円÷10,000円×100%)=30%となって、この洋服を転売した時の利益率は30%であったことが分かります。
3.回転率とは
転売で効率的な利益を上げるためには、利益率と同じように回転率についても考えるようにしましょう。この回転率とは、商品が売れる頻度を表す重要な指標です。
たとえ、どんなに利益率率の高い商品でも、売れなければ利益になりません。商品を売るための工夫を凝らして、商品がコンスタントに売りさばかなければ利益は上がりません。
一方で、商品の売れる頻度が高まれば、利益率が低くてもより多くの商品を売りさばくことで利益は上がります。
このように転売には、この利益率と回転率のバランスが必要です。
4.理想的な利益率
転売における利益率は商いが順調に行われているかどうかの指標であり、販売価格の目安となるために重要なものです。
そして、一般的には、転売における利益率は20~30%だとも言われています。つまり、この利益率を下回るようだと商いが順調に行われていないとも考えられます。
転売が順調に行うには、高い利益率が求められることを理解しましょう。
5.利益率を上げるには
転売での利益率を上げるには、次のようなポイントに留意しましょう。
安く仕入れて、高く売る
利益率を上げるには、商品を安く仕入れて高く売ることが早道です。ただ、販売価格を高く設定しすぎると、商品が売れなくなり、回転率が下がってしまいます。最悪、売れ残るということにもなります。
無理な価格設定は止めましょう。
経費を抑える
利益率を高めるには、販売のための経費を極力、抑えることです。利益は、売上額から仕入れ額と経費を差し引いた金額ですから、販売手数料や送料を抑えることで利益率は高まります。
仕入れ先は複数、商品はまとめて仕入れる
同じような商品でも仕入れ先によっては価格がまったく違う場合もあります。最も安くで販売してくれる仕入れ先を見つけるためにも、仕入れ先は複数をリサーチして比較、検討しながら選びましょう。
また、商品ならばまとめて仕入れる方が、価格も安くなりますし手数料や送料も安く抑えられることになるでしょう。
相場を知る
転売しようと考えている商品の相場を知ることも、利益率を上げたり、回転率を上げることにつながります。転売では、相場に関する知識が備わっていないと勝負にはなりません。
そのためにも、適正な販売価格を知るために、徹底的にリサーチすることが大切です。同業者をリサーチするために、店舗を訪れたり、サイト情報などをよく調べて情報をキャッチしましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
これまで、転売における利益率について解説してきましたがお分かりいただけましたか。
転売における利益率や回転率といったものは、商売を行う上では大切なものなのであり決しておろそかにはできないものです。
転売という商売を始める前に、しっかりと学んでから始めましょう。
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