こんにちは!
みなさん、いかがおすごしでしょうか。
さて、事業を始めるにあたり必要になるのは、やはり、お金です。お金が動かないところでは、事業も動かないでしょう。
自費ですべて準備することができれば問題ありませんが、多くの場合は、どこからか融資を受けることになるのではないでしょうか?
国から融資を受けるのか?
都市銀行や地方銀行から融資を受けるのか?
信金から融資を受けるのか?
また、それらから融資を受ける際には、どのような条件をクリアしなければならないのか?
決めるべきこと、確認すべきこと、はたくさんあります。
そこで、今回、様々な融資先があるなか、信金からの融資条件に絞ってお話したいと思います。
はじめに
みなさんは、信金と聞いて、どのようなイメージを持たれているでしょうか?
信用金庫を略して信金と呼び、主に各地域の中小企業や住民を融資する、助ける、銀行です。
組織は協同組合となり非営利を経営方針に掲げていることから、条件さえクリアすることができれば、お得に融資を受けることができる可能性が高い融資先になります。
では、そんな、信金から融資を受けるためには、どのような条件が課せられているのか?その点について、ご説明させて頂きます。
信金から融資を受ける際には以下の内容に気を付けよう!
信金から融資を受けるための必須条件は?ココに注意!
信金から融資を受けるためにクリアしなければならない必須条件は2つです。1つ目は融資を受ける信金の営業地域に縁があることです。信金は地域密着型の金融機関です。
そのため…、
・信金の営業地域に居住している
・信金の営業地域に勤務している
・信金の営業地域に事業を構える
といった条件を必ずクリアしなければ、信金を利用することはできません。
2つ目は信金から融資を受けるためには出資するといった条件もクリアする必要があります。
信金は会員のための組織です。
会員同士が助け合うといった形で運営しており、必ず会員にならなければ融資を受けることはできません。
とは言っても、会員になるための条件は簡単です。
出資金を収めることです。
出資金といっても、高額なものではなく多くの場合は1万円程度の出資金で会員になることができます。
信金から融資を受けるための条件は経営者の人的信用と返済能力が鍵!
無事に信金の会員になることができれば、次は実際に融資を受けるための条件をクリアしなければなりません。
1つ目の条件は経営者の人的信用です。
融資を受ける際に他の金融機関同様の審査をクリアしなければなりません。個人信用情報機関の情報を確認し審査を行います。
そのため…、
・ブラックリストに登録されていないか?
・クレジットカードや携帯料金の返済、支払いに滞納記録がないか?
・税金などの滞納記録がないか?
など、人的信用が大切になります。
2つ目は返済能力の有無です。
申し込み時の収入や事業の売上。貯蓄や自己資金の有無などを確認し、返済能力の有無が確認されます。
条件をクリアし信金から融資を受けることができればメリット満載!
条件さえクリアし信金から融資を受けることができれば、以下のように様々なメリットが挙げられます。
会員になるために支払う必要がある出資金ですが、この出資金の配当利回りは高めです。万が一、信金が倒産してしまった場合、出資金の返金が難しいといったリスクはあるものの出資金を運用するといったメリットがあります。
加えて、規模が都市銀行などに比べ小規模なことから親切な対応を受けることが可能です。融資の増額や返済の相談など親身になって行ってくれます。
おわりに
いかがだったでしょうか。
以上のように、都市銀行などとは少し違う信金からの融資。融資を受けるためには会員になるなどの条件をクリアする必要があるものの、地域密着型、小規模、という点から信金から融資を受けるといったメリットはたくさんあります。
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