こんにちは!
みなさん、いかがおすごしでしょうか。
ビジネスを進めるうえで必要不可欠な融資。
そんな大切な融資だからこそ、どのようなシステムが存在するのか?などについて知っておくことが重要です。
審査はどのように行われるのか?
審査通過にはどういった条件を満たす必要があるのか?
また、融資を受ける際にどのようなシステムがあるのか?
自分にとってメリットのある融資方法は何か?
そこで、ここでは、融資を受ける際の方法のひとつ、融資条件付きについてご紹介させていただきます。
はじめに
融資条件付きとは、どんな条件が課せられるのか?その内容はどんなものなのか?自分が融資条件付きを利用するメリットはどこにあるのか?また、使用することで、どのようなデメリットが発生するのか?
そういった点を中心に、ここでは融資条件付きについてお話いたします。
融資条件付きで融資を受けるメリット・デメリットを解説!
融資条件付きとは…?
融資条件とは、名前の通り融資を受ける際に課せられる条件を意味します。
つまり、融資条件付きとは、そういった条件が課せられた融資を意味します。それぞれ細かな内容が用意されており、「返済中は○○を行います」や「返済中は○○をしません」など、金利や返済期間などとは異なる条件が付け加えられることになります。
そして、これら融資条件付きの内容を破ったときには、例え毎月の返済が滞ることなく行われていたとしても融資が打ち止めされるといった非常に厳しいものになります。
主な融資条件付きの内容は以下の通りです。
・毎月の経営の試算表、財務資料などの提出
・会社の資産を勝手に売却することはできない
・純資産の維持
・提供する担保の制限
などとなります。
融資条件付きを利用する際の注意事項
融資条件付きを利用する際には主に2つの点に注意が必要です。
1つ目は手数料の発生です。
融資条件付きで融資を受ける際には手数料が発生します。
一般的に金利換算で0.1%程度と大きな負担ではないものの、手数料が発生することを十分に理解しておくことが必要です。
2つ目は違反した場合のリスクの高さです。
融資条件付きの条件に対し違反してしまうと「期限の利益喪失事由」に該当します。
結果、金融機関から一括返済を要求される可能性もあります。
融資条件付きのメリット・デメリット
以上のような内容の融資条件付きの融資。
では、なぜ、融資条件付きを利用するのか?
そこには、どんなメリットがあるのか?
そして、利用した場合のデメリットとは何か?
についてご説明させていただきます。
融資条件付きを利用するメリット
融資条件付きを利用するメリットには、通常、保証人や担保が必要な高額融資でも融資条件付きを利用することで、それらを必要とせずに高額融資を受けることができるといった点があります。
高額融資を希望するものの保証人や担保を準備することができない。そういった人に大きなメリットがあります。また、金利の優遇や融資先との親密な関係作りを行うことができるといったメリットがあります。
融資条件付きを利用するデメリット
融資条件付きを利用することで会社の経営に対し縛りが発生してしまいます。その結果、積極的な経営が難しくなるといった場合も発生します。
また、融資条件付きを選ぶことで審査が厳しくなり融資までに時間がかかること。そして、万が一、違反してしまった際のリスクが大きいといったデメリットがあります。
おわりに
いかがだったでしょうか。
以上が、融資条件付きについてと融資条件付きを利用する際のメリット・デメリットについてとなります。
一般的な融資内容とは少し異なる融資条件付き。融資条件付きを利用することで金融機関から様々な条件を出される。そして、それらを守らなければならないといった点があるものの、場合によってはメリットも大きな融資方法です。
考え方によっては、条件さえ満たせば、約束さえ守れば、良い条件で融資を受けることも可能といった融資方法のひとつです。
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