こんにちは!
みなさん、いかがおすごしでしょうか。
商品やサービスをアピールするには、その魅力を最大限に表現できる素敵なキャッチコピーが不可欠です。でも、自分で一から考えるのは、なかなか骨が折れるものですよね。理想的なキャッチコピーを考えたくてアイデアをひねり出しても、どうにもしっくりこない。
いい感じのキャッチコピーが簡単に効率よくできるらくちんな方法はないだろうか・・・。そんなことを考えているあなたにぴったりの方法が一つあります。それはずばり、「まねっこ」です。人まねなんてもってのほか、と思う人もいるかもしれません。
しかし、これは実は、キャッチコピーを作るのにかなり役立つ画期的な方法なのです。今回は、まねっこから始めるオリジナルコピーの作り方をお教えします。
はじめに
自分のキャッチコピーの作り方のその前にすこし解説をしておくと、自分のキャッチコピーの作り方に進む前に、やっておいていただきたいことがあります。
それは、キャッチコピーのお手本集めです。少し周りを見渡してみましょう。大手企業を筆頭に、たくさんの人の印象に残るバラエティー豊かなキャッチコピーがそこかしこに見つかるはずです。これだけの宝の山を有効活用しない手はありません。
キャッチコピーの作り方は始めは「まねて」後は「自分」で行う
キャッチコピーの作り方で、自分でチェックし、必要ならばメモを
まずは、テレビやラジオのCM、雑誌広告、電車やバスの交通広告、パンフレットその他もろもろ、常にアンテナを張ってキャッチコピーをチェックするようにしましょう。
そして、「あ、これはいいな!」と思ったキャッチコピーがあれば、かならずメモしておきます。こうして集めた貴方だけのキャッチコピー集が、オリジナルキャッチコピーを作るための教科書です。
まねっこを活用したキャッチコピーの作り方の鍵は自分の「型」である
堂々とまねっこ宣言をしたわけですが、もちろん、今あるキャッチコピーをそっくりそのまま丸写しして自分のキャッチコピーにするのではありません。
これから紹介する作り方の鍵になるのは、「型」です。周りにある気に入ったキャッチコピー、よく目にするキャッチコピーなどを使って、キャッチコピーの型を作るのです。
たとえば、「ココロも満タンに」というフレーズは、誰でも一度は耳にしたことがあるでしょう。これは、コスモ石油のブランドメッセージです。
このコピーからは、「○○も○○に」という型を作ることができます。「おいしい記憶をつくりたい」、というのも有名ですね。こちらはキッコーマングループのキャッチコピーですが、「○○な○○を○○したい」という型ができます。
このようにしていけば、非常に多くの型ができるでしょう。ある程度の型が集まったら、ここから「穴埋め」をして自分のキャッチコピーを作っていきます。
実践!型を使ったキャッチコピーを自分で作ろう!
では、ここまで紹介した自分の作り方を実践してみましょう。あなたは、「お花屋さん」です。今回新しくオリジナルの花束を届ける通販サービスを始めることになったので、その宣伝のためのキャッチコピーを考えようとしています。さて、どんなキャッチコピーができるでしょうか。
お手本には、小林製薬株式会社の「あったらいいなをカタチにする」を選びます。これを真似して、「○○(気持ち)を○○にする」という型を作りました。あなたが誰かに花束を贈ることを考えてみましょう。どんな場面をイメージしますか?
例えば、母の日のカーネーションは「ありがとう」、誕生日のギフトなら「おめでとう」、恋人へのプレゼントなら「愛しています」。このように、何かの気持ちを伝えたい場面が浮かんでくるのではないでしょうか。
どうやら、「伝える」という言葉がキーポイントになりそうです。気持ちの部分は、「伝えたい」にしましょう。
まずはシンプルに、「伝えたいを実現する」を考えました。しかし、どうにもしっくりきません。何かもう一工夫できないでしょうか。花束は気持ちを伝える手段であり、実際に気持ちがどれだけ伝わるかは、やはり伝える人次第です。
花束はあくまで、気持ちを伝えるのをお手伝いするものだと言えます。この「お手伝い」は、なかなか良さそうですね。ちょっと使ってみましょう。「伝えたいを、お手伝い」。
どうでしょう、かなりいいキャッチコピーになったのではないでしょうか。これに納得できたあなたは、このキャッチコピーをホームページに記載し、サービスを始めることにしました。
おわりに
いかがだったでしょうか。
いかがでしょう。始めから自分で考えていくより、かなりスムーズに良いキャッチコピーができると思いませんか?ぜひ先輩方のキャッチコピーを参考にして、素敵なキャッチコピー作りにチャレンジしてみてくださいね。
参考
https://context-cnaps.com/blog/corporate-catchphrase/
コメント