こんにちは!
みなさん、いかがおすごしでしょうか。
ブログを書いていると、どうしても他のサイトで書かれていた文章や画像を引用したいと思うときがありますよね。
しかし、引用には規則があります。
みだりに他人の著作物を侵害することは違法になります。
そこで、今回はブログなどで著作物を引用する際の注意点を紹介します。
はじめに
引用とは、他人の文章、または他人の説や事例などを自分の文章の中に引いて説明に用いることをいいます。
しかし、引用は手段や方法を間違えると著作権侵害に当たる場合があり、引用に当たっては十分に注意して正しく行わなければなりません。
また、引用に関するガイドラインについては文化庁のホームページに詳しい解説が掲載されています。
ブログ 文章 引用
ブログの文章について引用する場合には
自分の文章などと明確に区分されていること
他人の文章などを自分の文章の中に引用する場合には、引用部分が読者にハッキリと分かるように区分されていなければなりません。
区分されていないと盗用や盗作とみなされることがあり注意が必要です。
主従関係が存在すること
自分の文章などを主とすれば引用する文書などは従としなければなりません。
つまり、引用する文書が主となってはいけません。引用する文書はあくまでも従となります。
このように引用することにより主従の関係が生まれます。
しかし、自分の文章などよりも引用した文章などの方が全体の文章などに占める割合が多くなるともはや自分の文章などでなくなり転載と見なされる恐れがあります。
引用文章は改変されていないこと
引用する文章などは改変していけません。
改変を行うと不正引用とみなされますから注意が必要です。
もし、改変ではなく表現を変えたい場合は「参考」もしくは「参照」として使用し、自分の言葉でまとめ直さなければなりません。
ブログで文章を書く際に、引用方法には一定の決まりがある
二通りの方法を確認しておく
作成中の文章などに他人の文章などを引用するには、大きく分けて次のように二つの方法があります。
一つめは、引用元の文献に書かれている文章など一字、一句変えることなくそのまま引用する「直接引用」という方法です。
二つめは、引用元の文献に書かれている内容を自分で要約して引用する「関節引用」という方法です。
直接引用
短い直接引用
引用部分が短い場合は「 」を使い、本文中に直接、引用部分を埋め込みます。
その上で引用元である出典を明示します。
長い直接引用
引用部分が数行にまたがるような長い場合は「 」で括るのでなく引用部分の前後を一行ずつ空けて本文と区別します。その上で出典を明示します。
関節引用
関節引用は、引用元の文献に書かれている内容を自分で要約して書く方法です。
自分自身の文章など他人の文献と区別できるようにします。
この場合も、出典の明示と引用部分前後の表現の工夫を行います。
ブログで文章を書くときに、正しい引用によらない場合のデメリット
引用ルールを了解しておく
引用はルールを守って使わないと著作権を侵害することは前述しましたが、ルールに従わずに使うことによって次のようなデメリットもあります。
・SEOで不利になる
ブログなど正しいルールに乗っ取って引用しない場合には、検索エンジンから重複コンテンツとしてして扱われ、検索順位にペナルティが発生する可能性があります。
もしも、ペナルティを受けると検索順位の低下につながることや圏外になる可能性もあります。
・トラブルになる可能性がある
他人の書いた文章などはその人の著作物になり著作権ががあります。
いたずらに引用するなど著作権を侵害すると、トラブルに巻き込まれたり、訴訟を起こされたりして罰則を受けることになりかねません。
おわりに
いかがだったでしょうか。
ブログなとに他人の書いた文章などを引用する場合には、引用ルールに沿って掲載することが大切です。
しかし、引用ばかりの文章などになってしまったら元も子もありません。
引用は多くても全体の1~2割以下にとどめておくべきです。
また、引用によって他人の著作権を侵害してしまうことは論外です。
十分に注意しましょう。
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