SEOライティングにおける見出しのポイントはコレ！

こんにちは！

みなさん、いかがおすごしでしょうか。

さて、SEOライティングにおいては、見出しのつけ方がとても重要です。なぜなら、見出しは最初にユーザーの目に触れる場所、コンテンツの玄関口となる場所だからです。

コンテンツの玄関口というと入口の訳ですから、コンテンツの外観がそれだけでわかるといっても過言ではないでしょう。

家の玄関も見ただけで、その家の外観や雰囲気が掴めますよね。家の全ての構造は分からなくても、例えば「おそらく、この家はこのようなデザインであろう…」といった感じに…。

同じ様にSEOライティングも、見出しだけで外観がわかるといっても間違いではないと思います。

特に、見る人が見れば、全体の「見出し」と「書き出し」を、流して読めば、このブログやコンテンツがどのような質かが分かる。といってもよいぐらいの箇所であるともいえるでしょう。

はじめに

コンテンツの中身を読んでもらうには、見出しでユーザーの興味をぐっと引き寄せなければなりません。ですが、「そんなこと言われても、どんな見出しが良くてどんな見出しが悪いのか分からない…」という方も多いでしょう。

確かに、ここの所は、多くの方が一番知りたい所であるかと思います。

見出しの良し悪しの基準がわからなければ、どういう見出しを書けば「読んでもらえるのか」といった点もあやふやになり、結局、実感をもってコンテンツやブログも作ったり、書いたりしていけませんよね。

そこで、今回はこの点を留意しながら、見出しをつける時のポイントを解説します。

SEOライティングにおいて、見出しには大きく2つの役割があります。まず1つは、もちろんユーザーにコンテンツの内容を知らせることです。見出しは、本で言う「目次」のようなものです。

読者のほとんどは見出しを見てコンテンツの内容を判断し、そこでだいたいの内容がわからなければすぐに離れてしまいます。見出しで結論を簡潔に記述し、コンテンツに何が書いてあって読めば何が分かるのか、そして、どんなメリットが得られるのかを伝えます。

また、見出しというのはユーザーだけに読まれるものではありません。実は、検索エンジンも見出しをチェックしています。検索エンジンは、ユーザーの検索ニーズに合っているサイトを上位表示させているわけですが、その決めての一つが見出しです。

コンテンツ内容を要約した見出しタグを参照し、検索ニーズに合っているかの判断材料の一つにするのです。Web上を見回るロボットをクローラーと言いますが、このクローラーにサイトを見つけてもらった時に適切にコンテンツの内容を伝えることが重要です。

では、ここからは具体的な良い見出しの作り方に進んでいきましょう。まず一つ目は、見出しだけでコンテンツの要点を理解させることです。盛り込む情報はユーザーが理解しやすい情報だけに絞り、できるだけシンプルに、余計な表現はとにかく省くことを意識しましょう。

ユーザーはなんらかのニーズを持ってコンテンツを探しています。ニーズに見合ったメリットを整理し、端的に示すことができたらベストです。

次に、易しく分かりやすい日本語を使うことです。ユーザーの興味を惹くためと考えると工夫を凝らしたくなりますが、それで内容がわからなくなっては元も子もありません。カタカナ語や慣用句などは要注意で、四字熟語などの難しい漢字が並ぶ表現も避けた方が無難でしょう。

また、どのような言葉が「易しく分かりやすい」は、世代や地域によっても異なります。年配の人に「KY(=空気が読めない人)にならないために」、関東の人が「カッターシャツ(=ワイシャツ)の着こなし」と言われても頭にハテナが並ぶかもしれません。

ターゲット層を明確にし、それに合わせた言葉選びを徹底しましょう。

もうひとつ、SEOライティングで見出しをつけるうえで欠かせない要素、見出しタグについても説明をしておきます。サイトの見出しの多くは、階層構造になっています。

トップに大見出しがあり、一段下がって中見出し、さらに一段下がって小見出しと続いていくのが定番スタイルで、この階層を設定するために使われるのが見出しタグです。

見出しタグは<h1>から<h6>まであり、大見出しが<h1>、数字が大きくなるごとに階層が下がって見出しが小さくなります。適切な見出し構造にして適切なタグを設置することで、検索エンジンがデータを収集するときに記事内容を理解しやすくなり、SEO対策を大幅に強化できます。

また、正しい見出し構造は、ユーザーにとって分かりやすい見出しを作るうえでも大いに役立ちます。

大見出しと小見出しが無秩序に並んでいたら、コンテンツの構造がつかめず内容を理解することができません。逆に言えば、ユーザーの読みやすさを追求すれば、自ずから適切な見出し構造になるというわけです。

いかがだったでしょうか。

見出しはユーザーにとっての地図のようなものです。どこに行けば何があるのかを理解し、迷わずにたどりつける見出しを付けましょう。